【紹介】『学び効率が最大化するインプット大全』〜読んだそばから忘れる30代の会社員が、入れ方を変えるために〜
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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。
はじめに〜先月読んだ本の内容を、言えますか〜
私は運転中にAudibleで月2〜3冊聴いています。数だけ見れば、それなりに読んでいます。
ただ、先月聴いた本の内容を人に説明できるかというと、あやしい。タイトルと「良かった」という感触は残っているのに、中身が出てきません。
冊数は増えたのに、身についた実感がない。 これはたぶん、私だけではないと思います。30代は、勉強しなければという焦りがいちばん強い時期です。資格の本、業界の本、部下の育て方の本。買う量は増えますが、入れ方を教わったことは一度もありません。
本の紹介
| 書名 | 学び効率が最大化するインプット大全 |
| 著者 | 樺沢紫苑 |
| 出版社 | サンクチュアリ出版 |
| ジャンル | 学習法・読書術・自己啓発 |
紹介文を読むかぎり、読む・聞く・見るといった入れる側を扱った本です。詳しくはぜひ本書で。
30代の会社員に刺さるのは、この3点
①「何のために読むか」を決めていない
本を開く前に、この本から何を持ち帰るかを決めていない。これがいちばん効いていると思います。
営業で新規の取引先へ行くとき、何も決めずに行く人はいません。今日は何を聞いて帰るかを決めてから訪問します。 本も同じはずなのに、なぜか「とりあえず読む」で開いてしまいます。
決めていないと、全部が同じ重さで流れます。結果、何も残りません。
②量を増やすほど、残らなくなる
月に何冊読んだかは、達成感が出やすい数字です。だから数えたくなります。
ただ、冊数を追いかけると1冊あたりの扱いが雑になります。次を早く始めたくなるからです。 私も、聴き終えた直後に次を再生していました。間に何も挟んでいません。
30代で厄介なのは、時間が足りない実感があることです。足りないから急ぐ。急ぐから残らない。残らないからまた読む。
③出す前提がないと、入らない
人に説明するつもりで聞いた話は、覚えています。翌日の朝礼で共有する、と決まっている情報は、聞き方が変わるからです。
取引先で「この商品どう違うんですか」と聞かれて答えられなかったことがあります。帰ってから調べ直した内容だけは、いまも覚えています。 同じ時期に資格の勉強で覚えたことは、ほとんど消えました。
出すあてがあるかどうか。 差はそこにあったのだと思います。
会社でも同じことが起きています。社内勉強会の担当になった回だけ、その分野に詳しくなる。 押しつけられた役回りだったのに、終わってみると自分がいちばん得をしている。
読書に出すあてを作るのは、それを自分で仕込むということだと思います。
冊数だけが増えている自覚があるなら、入れ方から見直すほうが早いかもしれません。気になった方はぜひ。
価格:1980円 |
取り入れると、こう変わります
| 取り入れる前 | 取り入れたあと | |
|---|---|---|
| 本を開くとき | とりあえず読み始める | 何を持ち帰るかを決めてから開く |
| 月末に見る数字 | 何冊読んだか | 何を人に話せたか |
| 読み終えた直後 | すぐ次を始める | 一度止めて、1行だけ書き出す |
| 忘れたとき | 記憶力のせいだと思う | 出すあてが無かったからだと分かる |
今日から取り入れられる3つ
①開く前に「持ち帰る1つ」を決める
本を開く前に、何を知りたいのかを一言で決めます。「後輩への伝え方を1つ持ち帰る」で十分です。
決めておくと、関係ない部分を流し読みできます。全部読もうとしなくなります。
②読み終えたら、1行だけ書き出す
要約は要りません。1行でいいので、自分の言葉で書く。スマホのメモでも構いません。
書けないときは、入っていないということです。それが分かるだけでも収穫です。
③1週間以内に、誰かに1つ話す
同僚でも家族でも構いません。話すつもりで読むと、読み方が変わります。
話す相手がいなければ、「誰に話すか」を決めるだけでも効きます。
まとめ〜こんな方に読んでほしい〜
- 読んだ本の内容を、人に説明できない方
- 月に何冊読んだかで、勉強した気になっている方
- 勉強しなければと焦って、買う量だけが増えている方
速く読む本ではありません。入れ方を変える本です。
30代は、インプットの量がいちばん増える時期だと思います。だからこそ、入れ方を一度見直しておくと、そのあと10年ぶん効いてきます。
本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。
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