【書評】『運動脳』〜筋トレ一筋10年、「脳のための運動」に目覚めるまで〜
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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。これは要約ではなく、読んで何を変えたかの記録です。
はじめに〜この本を手に取ったきっかけ〜
筋トレ歴10年。正直に言うと、私がジムに通う理由は長らく「見た目を変えたい」「ストレス発散」の2つだけでした。仕事のパフォーマンスとトレーニングを結びつけて考えたことは、恥ずかしながら一度もなかったんです。
きっかけは、ここ最近感じていた「午後になると集中力が続かない」という悩みでした。ルート営業で車を走らせている時間帯、特に15時を過ぎると頭がぼんやりして、Audibleの内容も右から左に流れていくだけになる。そんなときに書店で目に留まったのが、精神科医アンデシュ・ハンセン氏の『運動脳』でした。「筋肉のための運動」しか知らなかった30代営業マンが、「脳のための運動」に目覚めるまでの記録として、今回は要約ではなく、素直な感想と実践エピソードを中心に書評をお届けします。
本の紹介
本の基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 運動脳 |
| 著者 | アンデシュ・ハンセン |
| 出版社 | サンマーク出版 |
| ジャンル | 脳科学・健康 |
スウェーデンの精神科医である著者が、最新の脳科学研究をもとに「運動が脳に与える恩恵」を解き明かした一冊です。集中力、記憶力、ストレス耐性、メンタルの安定など、仕事や日常生活で欲しいと思う能力の多くが、実は運動によって鍛えられるということを紹介しています。細かい研究データや専門的な解説は、ぜひ本書を手に取って確かめてみてください。ここでは、私自身が読んで特に刺さった気づきと、10年間の筋トレ経験と照らし合わせて感じたことをシェアします。
私がこの本から受け取った3つのこと
①「筋トレ=メンタルケア」だったと、後から分かった
これまで「トレーニングするとスッキリする」という感覚は経験則としてありましたが、それが脳科学的にも裏付けられる話だと知り、妙に腑に落ちました。ストレスを感じたときほど体を動かした方がいいというのは、感覚ではなく理屈としても正しかったんですね。
②集中力は「才能」じゃなく「状態」だった
仕事の集中力が続かない日は、決まって運動をサボっている週だったと振り返って気づきました。集中力を生まれつきの才能のように捉えていましたが、本書を読んで「運動によって整えられるコンディション」なのだと考え方が変わりました。
③「歳を取ると衰える」への漠然とした不安が減った
30代も後半に差し掛かり、体力や記憶力の衰えを漠然と怖がっていた自分がいました。運動を続けることが脳の状態にも良い影響を与えうると知り、「トレーニングは見た目のためだけじゃなく、将来の自分への投資でもある」と思えるようになったのは大きな収穫でした。
私はこの本で、筋トレへの向き合い方が大きく変わりました。気になった方は、ぜひこちらから手に取ってみてください。
価格:1650円 |
読む前と読んだ後で、私はこう変わった
自分の中で起きた変化を、正直にまとめます。
| 読む前の私 | 読んだ後の私 | |
|---|---|---|
| メンタルの整え方 | 疲れたらとにかく休むしかないと思っていた | モヤモヤしたら「まず動く」という選択肢が浮かぶように |
| 集中力の捉え方 | 集中力は生まれつきの才能だと思っていた | 運動で整えられる「状態」だと理解した |
| 将来への不安 | 歳を重ねる衰えを漠然と怖がっていた | 運動が将来への投資になると前向きに捉えられるようになった |
私が実際に変えたこと
①筋トレの日に、有酸素運動をプラスした
これまで筋トレの日は「重量」と「フォーム」しか意識していませんでしたが、今は週2回、20〜30分程度のジョギングやエアロバイクを追加するようにしています。正直、最初は「筋肥大に関係ないなら時間の無駄では」と半信半疑でした。でも1ヶ月ほど続けてみると、体感として一番変わったのは午後の運転です。以前は15時を過ぎると集中力が切れて、車内で流しているAudibleの内容もほとんど頭に残らなかったのですが、運動を取り入れてからは午後の商談前でも頭がクリアに回る感覚が増えました。
②悩み事があるときほど、まず体を動かすルールにした
以前はデスクで悶々と考え込むタイプでしたが、今は一度ジムに行くか近所を歩くようにしています。考えがまとまらない時ほど、体を動かした後の方がすっきり整理できることが増えました。
③デスクワークの合間に「3分だけ体を動かす」を挟むようにした
在宅勤務の日など、1時間以上座りっぱなしになりそうなときは、タイマーをかけて軽くスクワットをしたり、廊下を1往復歩いたりするようにしています。大げさな運動ではありませんが、この小さな切り替えを挟むだけで、次の作業に戻ったときの頭の回りが違うと感じています。
まとめ〜こんな人に読んでほしい〜
『運動脳』は、こんな方におすすめです。
- 筋トレはしているけど、有酸素運動を軽視しがちな人
- 仕事の集中力やメンタルの浮き沈みに悩んでいる30代・40代の会社員
- 「運動は見た目のため」としか思っていなかった人
- 将来の衰えに漠然とした不安を感じている人
『運動脳』は、トレーニングを「メニューをこなす作業」から「脳への投資」に変えてくれる一冊でした。筋トレ好きの方にこそ、有酸素運動という選択肢を見直すきっかけとして、ぜひ読んでみてほしいです。
本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。
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