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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。これは要約ではなく、読んで何を変えたかの記録です。

はじめに〜この本を手に取ったきっかけ〜

私は決めるのが遅いほうです。飲み会の店を選ぶのにも時間がかかりますし、仕事でも「どちらでもいい」場面ほど長く迷います。迷っている間に他の仕事が止まるので、遅さそのものより、止めてしまうことが問題でした。

厄介なのは、迷っている時間を「慎重に考えている時間」だと自分では思っていたことです。実際は同じ材料を何度も並べ替えているだけでした。運転中に考え直して、家に帰ってまた考え直す。それで結論が良くなった記憶はほとんどありません。

考え方の本はこれまでも読んできましたが、読むと余計に考える材料が増えて逆効果でした。今回は「考えないための本」を探していて、この一冊にたどり着きました。

本の紹介

Think clearlyの表紙

本の基本情報です。

項目内容
書名Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
著者ロルフ・ドベリ
出版社サンマーク出版
ジャンル思考法・自己啓発

よりよく生きるための考え方を、短い章立てで並べた一冊です。1章がそれぞれ独立していて、どこから読んでも成立します。中身は本書で確かめていただくとして、ここでは決めるのが遅い私が何を変えたかを書きます。

私がこの本から受け取った3つのこと

①迷うたびに考えるのをやめ、先に決めておく

これが一番効きました。迷う場面が来てから考えるのではなく、迷いそうな場面についてあらかじめ答えを決めておく。

私の場合、飛び込みの依頼を受けるかどうかで毎回悩んでいました。いまは「その週の予定が埋まっていたら受けない」と決めてあります。決める回数が減っただけで、1日の疲れ方がはっきり変わりました。

②考える時間を増やしても、精度は上がっていなかった

過去の自分の判断を振り返って、長く迷ったものほど良い結果だったか。並べてみると、まったく関係がありませんでした。

むしろ長く迷ったものは、迷った理由を後づけで正当化していることが多かったです。時間をかけたのだから正しいはずという思い込みは、自分の中にしっかりありました。

③人と比べる材料を、自分から減らしていい

同僚の数字と自分の数字を並べるのは、営業では避けにくいことです。ただ、比べたところで自分の行動が変わらない比べ方を、私はかなりの頻度でやっていました。

比べる相手を減らすのは逃げだと思っていましたが、そうではないと考えられるようになりました。

私はこの本で、迷う回数そのものが減りました。気になった方は、ぜひこちらから手に取ってみてください。

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 [ ロルフ・ドベリ ]

価格:2090円
(2026/8/2時点)
感想(11件)

読む前と読んだ後で、私はこう変わった

自分の中で起きた変化を、正直にまとめます。

読む前の私読んだ後の私
迷ったときその場で毎回考えていた先に決めたルールに当てはめるようになった
考える時間かけるほど良い判断になると思っていた長さと精度は関係ないと分かった
人との比較比べるのが当然だと思っていた行動が変わらない比較は減らすようになった

私が実際に変えたこと

①迷いやすい場面を書き出して、事前に答えを決めた

まず、この1か月で迷った場面をノートに書き出しました。飛び込みの依頼、見積もりの提出期限、後輩への同行を頼まれたとき。並べてみると、迷っている内容は毎回ほとんど同じでした。

そこで、それぞれに1行のルールを決めました。判断が正しくなったかは分かりませんが、判断にかける時間は明らかに減りました。

②その場で決めない案件に、期限を書くようにした

持ち帰る判断には、いつまでに決めるかを必ずメモに書きます。以前は「そのうち」だったので、結局ぎりぎりまで考え続けていました。

期限を書くと、考える回数が1回か2回に収まります。運転中に何度も蒸し返すことが減ったのは、この変化のおかげです。

③数字の比較は、週に一度だけ見ることにした

毎日見ていた社内の数字を、週に一度だけ確認するようにしました。毎日見ても行動は変わらないのに、気分だけが上下していたからです。

まとめ〜こんな人に読んでほしい〜

『Think clearly』は、こんな方におすすめです。

  • 決めるのが遅く、迷っている間に他が止まってしまう人
  • 慎重に考えているつもりで、同じことを繰り返している人
  • 考え方の本を読むほど、考えることが増えてしまう人
  • 人と比べて気分が上下しやすい人

考え方を増やす本ではなく、考える回数を減らすための本として役に立ちました。迷う時間の長さに困っている方に、ぜひ読んでみてほしいです。

本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。

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