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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。

はじめに〜3日で途切れる、という方へ〜

続かないものが、いくつもあります。

読書メモ、日記、朝の早起き。どれも3日から1週間で途切れて、そのたびに最初からやり直していました。

筋トレだけは10年続いています。 自分でも不思議でした。意志が強いなら他も続くはずで、弱いなら筋トレも続かないはずです。どちらでもありませんでした。

このブログにはその頃の書評が残っています。並べ直して、はっきりしたことがあります。

5冊ぶんの「私が実際に変えたこと」は、全部で15個ありました。数えてみたら、やる気を上げる工夫が1つも入っていませんでした。

そして、4冊が「いちばん効いた」として挙げているものが、全部「減らす・やめる」ことでした。

ハードルを極限まで下げた          アトミック・ハビット
書けそうな週に増やすのをやめた      GRIT
できなかった日に、自分を責めるのをやめた スタンフォードの自分を変える教室
小さくて構いません              夢をかなえるゾウ

増やしたものは、1つもありません。

さらに、2冊が同じ言葉を使っていました。

書けない日にも戻ってこられる。(GRIT)
そうすると翌日に戻れる。(スタンフォードの自分を変える教室)

続くかどうかは、続けている間の話ではありませんでした。途切れたあとに戻れるかどうかでした。

その線で5冊を並べ直しました。やる順番も、この順がいいと思います。

順何をする段階か冊数
1入口を軽くする(戻るときに重いと戻らない)2冊
2やるかどうかを、考えなくていいようにする2冊
3途切れたあとの決まりを、先に作る1冊

3から始めても効きません。 入口が重いままだと、決まりを作っても戻れないからです。

まず、入口を軽くする2冊

軽くするのは、始める日のためではありません。戻る日のためです。

アトミック・ハビット

「再生ボタンを押すだけ」を目標にした本です。

運転中にAudibleを聴く習慣はもともとありましたが、「今日は集中して聴くぞ」と意気込むほど続きませんでした。いまはエンジンをかけたら再生ボタンを押すだけ。

聴き始めれば自然と続きます。ハードルを極限まで下げたのが効きました。

筋トレウェアを前夜に見える場所へ置くのも、同じ理屈です。行くか迷う時間そのものが減ります。

夢をかなえるゾウ

読み終えた日に、一つだけやると決めた本です。

取引先に一本電話を入れる、手帳に一行書く。それだけ。

「今日やる」を条件にすると、大きなことは選べません。選べないから続きます。以前は大きな計画を立てて、着手すらしませんでした。

次に、やるかどうかを考えなくていいようにする2冊

考えると、やらない理由が見つかります。

7つの習慣

続けたいことを「筋トレと同じ棚」に置いた本です。

読書メモを、筋トレと同じ曜日固定・考えずにやる枠に入れました。

10年続いた実績のあるやり方に乗せる。 新しい枠を作らないのが、いちばん確実でした。

スタンフォードの自分を変える教室

読書ノートを曜日で固定した本です。 土曜の朝、コーヒーを淹れたら書く。それだけ。

気分で決めていた頃は、書かない理由がいくらでも見つかりました。決めてしまえば、迷う時間がまるごと消えます。

いちばん重い仕事を朝に寄せたのも同じで、能力の問題ではなく時間帯の問題でした。

最後に、途切れたあとの決まりを先に作る1冊

ここがいちばん難しく、いちばん効きます。

GRIT やり抜く力

調子がよくても、週3から動かさないと決めた本です。

以前は勢いのある週に5本書いて、その反動で2週間止まるという波がありました。

いまは調子がよくても週3で止めます。書ける日に書き切らないぶん、書けない日にも戻ってこられる。

「向いているかどうかの判断を3年後まで先送りする」とも決めました。始めて数か月では、面白さも向き不向きも見えていないからです。判断しないと決めているぶん、迷わずに続けられています。

読む前と、5冊を並べ直したあと

並べ直す前並べ直したあと
続かない理由意志が弱いから途切れたあとに戻れないから
調子がいい週前倒しで多めにやる決めた量で止める
崩れた日取り返そうとする「今日はできなかった」で止める
新しく始めるとき新しい枠を作る続いているものと同じ棚に置く

効かなかったこと

やる気を上げようとするのは、私には効きませんでした。

始めた日は勢いがあります。その勢いが、3日目の基準になってしまう。1日目と同じことをできない自分に落胆して、そこで止まっていました。

自分を責めるのをやめたのが、いちばん効いたのは、たぶんそのためです。

もう一つ。記録を「成果」で書くのはうまくいきませんでした。いまは「今日も続けられた」を1行だけ書いています。8月のまとめで数えたときも、残っていたのはこの形のものでした。

こんな方に読んでほしい

  • 決めたことが3日で途切れて、そのたびに最初からやり直している方
  • 一つだけ続いているものがあるのに、他が続かない方
  • 調子のいい週に前倒しして、その反動で止まる方
  • 崩れた日に自分を責めて、そこから一週間消える方

やる気を上げる本は1冊も入れていません。 私に効いたのが、そこではなかったからです。

本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。

→ Audibleを見てみる

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【関連記事】AIに任せても間違いが減らない30代が、半年ぶんの失敗を数えてみたうまくいかなかったことを、半年書き続けた記録の話です。続いた理由は、たぶん1〜2行で済ませたからでした。この記事の「入口を軽くする」と同じです。

 通勤や移動の時間が、そのまま読書時間になります

私はルート営業で1日2〜4時間運転しますが、その時間はAudibleで本を「聴く」時間にしています。月2〜3冊読めているのは、正直この移動時間のおかげです。

当ブログで紹介している本も、Audibleで聴けるものが多くあります。「読む時間がない」と感じている方こそ、30日間の無料体験から試してみませんか?