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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。

はじめに〜効率化するほど、忙しくなっていませんか〜

やることリストが、毎日終わりません。

時間術の本を読むと、速く片づける方法を探していました。メールを早く返す。移動中に何かを聞く。空いた時間に、次の予定を入れる。

速くなった分だけ、予定が増えていました。

このブログには、その頃に書いた時間の書評が残っています。5冊を並べ直して、はっきりしたことがあります。

5冊ぶんの「私が実際に変えたこと」は、全部で15個ありました。数えてみたら、「速くする方法」が1つも入っていませんでした。

15個とも、やることを減らすか、時間の置き場所を先に決めるものでした。

2冊が、まったく同じことをしていました。

訪問の組み方を、件数から中身に変えた      自分の時間を取り戻そう
訪問件数を増やすのをやめた              1%の努力

どちらにも、件数を減らしても数字は落ちなかったと書いています。

時間が足りなかったのは、速さの問題ではありませんでした。入れているものが多すぎました。

その線で5冊を並べ直しました。やる順番も、この順がいいと思います。

順何をする段階か冊数
1入れないものを、先に決める2冊
2残ったものの、置き場所を決める2冊
3空いた時間を、埋めずに残す1冊

3から始めても続きません。 入れるものが多いままだと、空けた時間がすぐ埋まるからです。

この記事は、仕事の量そのものが多すぎる職場の話は扱いません。自分で減らせる範囲の話です。

まず、入れないものを先に決める2冊

いちばん気が重くて、いちばん効きます。

エッセンシャル思考

頼まれごとに即答するのをやめて、「明日の朝に返します」と言うようにした本です。

断るのが苦手なので、その場で答えないことにしました。 一晩おくと、引き受けるかどうかを落ち着いて決められます。

引き受ける基準も、手帳の最初のページに3つ書きました。書いてあると、断るときの後ろめたさが減ります。

1%の努力

月の初めに、今月やらないことを3つ書くようにした本です。

今月触らない先、作らない資料、参加しない社内作業。

決めた月は、確実に楽です。 決めなかった月は、気づくと全部に手を出しています。

資料も1枚にしました。削ってみると、相手が見ていたのは1枚目だけでした。

次に、残ったものの置き場所を決める2冊

減らしたら、残ったものをどこに置くかです。

自分の時間を取り戻そう

朝、車に乗る前に「今日は何時に終わる」を決めるようにした本です。

決めた日は、本当にその時間に終わります。 仕事が減ったわけではありません。終わりが決まると、順番の付け方が変わります。

運転中のAudibleも、その日に考えたいテーマに合う本だけにしました。それ以外の時間は、何も流さずに運転しています。頭を使う時間と、休ませる時間を分けるためです。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

出発前の30分を、その日いちばん効く1件だけに使うようにした本です。

細かい返信で朝を潰すのをやめました。数はこなせなくなりましたが、夜に「今日は何が進んだか」を言えるようになりました。

同じ質問が2回来たら、答えを紙に書いて渡すようにもしています。作るのに30分かかっても、その後の質問がほぼ消えます。

最後に、空いた時間を埋めずに残す1冊

ここは仕上げです。上の2つができていないと、空けた時間がすぐ埋まります。

限りある時間の使い方

Audibleの倍速をやめて、週末の予定を1つ空けたまま残すようにした本です。

倍速をやめると、月の冊数は減りました。代わりに、商談の前に思い出せる内容が増えました。

週末は、片方の半日を何も入れずに残しています。

この2つは、1か月たっても続いています。 9月のまとめで数え直したとき、残った側に入っていました。

読む前と、5冊を並べ直したあと

並べ直す前並べ直したあと
足りない理由片づけるのが遅いから入れているものが多いから
最初にやること速くする方法を探す入れないものを決める
空いた時間次の予定を入れる埋めずに残す
1日の終わり何件こなしたかを数える何が進んだかを1つ言う

効かなかったこと

同じ「やらないことを書く」でも、毎朝のほうは残りませんでした。

『限りある時間の使い方』で始めた「朝いちばんに、今日やらないことを書く」は、9月のまとめで数え直したとき、消えた側に入っていました。

毎朝書くものは、毎朝「書くかどうか」の判断が要ります。 8月のまとめで「書き出す系は続かない」と書いたのと、同じ形でした。

もう一つ。速くしようとすると、かえって時間が足りなくなりました。 速くなった分だけ、次を入れるからです。速くするのではなく、入れるものを減らすと、結果として時間が残りました。

こんな方に読んでほしい

  • やることリストが毎日終わらない方
  • 効率化の方法を探しては、空いた時間にまた予定を詰めている方
  • 頼まれごとを、その場で全部引き受けてしまう方
  • 夜になって「今日は何をしたんだっけ」と思う方

「速く片づける技術」だけを扱った本は、1冊も入れていません。 私に効いたのが、そこではなかったからです。

本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。

→ Audibleを見てみる

関連記事へのリンク

【関連記事】11個を数え直して、残ったのは6つ9月のまとめです。「倍速をやめた」「週末を1つ空けた」が1か月後も残っていたのは、ここで数えました。足すより、やめるほうが残るという話で、この記事と同じ方向を向いています。

【関連記事】何をやっても続かない30代が、戻れるようにするために読み直した5冊先週のまとめです。あちらは途切れても戻れるようにする、こちらはそもそも入れすぎない。どちらも、増やしたものは1つもありませんでした。

 通勤や移動の時間が、そのまま読書時間になります

私はルート営業で1日2〜4時間運転しますが、その時間はAudibleで本を「聴く」時間にしています。月2〜3冊読めているのは、正直この移動時間のおかげです。

当ブログで紹介している本も、Audibleで聴けるものが多くあります。「読む時間がない」と感じている方こそ、30日間の無料体験から試してみませんか?