【書評】『なぜ世界の一流には「静かな人」が多いのか?』〜人前が苦手な30代営業マンが、今回はあえて何も変えないでいる〜
※この記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます
九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。これは要約ではなく、読んで何を変えたかの記録です。
はじめに〜まだ読み終えていません〜
先に断っておきます。この本は、まだ読んでいる途中です。
いつもなら読み終えてから書きます。今回そうしなかったのは、8月に読んだ本を月末に数え直したときの結果が、ずっと引っかかっているからです。
11冊読んで、記事に「実際に変えたこと」を3つずつ書きました。合計33個です。いま残っているのは5つでした。
読み終えた瞬間にいくつも変えて、そのほとんどが消えていく。それを1か月繰り返して、さすがにやり方のほうを疑うようになりました。
だから今回は、読み終える前に、まだ何も変えていない状態のまま書いています。
私は人前で話すのが苦手です。営業所の朝礼でも、取引先との会食でも、気の利いたことが言えません。声の大きい人がうまくいくのだろうと、ずっとどこかで思っていました。 この本は、その前提に反対する本です。
本の紹介
| 書名 | なぜ世界の一流には「静かな人」が多いのか? |
| 著者 | 上野ハジメ |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| ジャンル | 心理学・自己啓発・働き方 |
静かな性格を直すための本ではなく、その静けさを持ったまま成果を出すための本だ、と紹介されています。詳しくはぜひ本書で。
読んでいる途中で、受け取った3つのこと
①増やすことばかり考えていた
読み始めて最初に引っかかったのが、何かを増やすより、減らすほうが大事だという話でした。
私は逆をやっていました。人前が苦手だから話し方の本を読み、雑談が続かないから話題を仕入れ、営業なのだから明るくしなければと思っていました。足りない分を足そうとしていたわけです。
8月に33個の実践を書いたのも、たぶん同じ癖です。足すことしか考えていません。
②意識をどこに置くか
もうひとつが、意識を置く場所の話です。
商談中、私はずっと自分を見ていました。いま変なことを言わなかったか、黙っている時間が長すぎないか、相手は退屈していないか。自分の見え方を気にしている時間が、かなり長かったと思います。
意識の置き場所が自分の内側にあるうちは、話し方をいくら学んでも変わらない。そういうことなのだろうと受け取りました。まだ途中なので、私の読み違いかもしれません。
③自己効力感という言葉が残った
「自己効力感」という言葉が、いちばん頭に残っています。
自信とは少し違って、「自分にはできそうだ」と思えるかどうか、という感覚だと理解しました。私はここが低いという自覚があります。ブログを始めたときも、完璧を待たずに60点で出したのは、待っていたら一生始められないと分かっていたからです。
前々職のジムでも、続いた方は「できそうだ」と思える幅から始めていました。いきなり重い重量に挑む方ほど、早く辞めていきます。 同じ話だと思いました。
私はこの本で、足すのをやめるという発想を受け取りました。気になった方はぜひ。
なぜ世界の一流には「静かな人」が多いのか? [ 上野ハジメ ] 価格:1870円 |
読む前と、読んでいる途中の私
| 読む前 | いま | |
|---|---|---|
| 人前が苦手なこと | 直すべき欠点だと思っていた | 直さないまま使う道もあると考えている |
| 本を読んだあと | すぐに3つ変えようとしていた | まず何も変えずに置いている |
| 商談中に見ているもの | 自分がどう見えているか | 相手を見る時間を増やしたい(まだできていない) |
今回、何も変えていません
いつもならここに「私が実際に変えたこと」を書きます。今回は書けません。本当に、何も変えていないからです。
書こうと思えば書けます。「意識を相手に向けるようにした」「話す量を減らした」。それらしく並びます。ただ、やっていないことを書けば、それは記録ではなく作り話です。
8月に33個書いて、5つしか残らなかった原因のひとつは、たぶんここにあります。記事の形式を埋めるために、実践の数を揃えていました。 3つ書く欄があるから3つ書く。書いた時点では本当にやっているので嘘ではないのですが、続ける前提で選んでいませんでした。
読み終えたら、1つだけ決めます。 3つではなく1つです。そのときにこの記事へ追記します。
まとめ〜こんな方に読んでほしい〜
- 声が大きい人がうまくいく、とどこかで思っている方
- 話し方の本を何冊も読んで、それでも変わらなかった方
- 直すべき欠点だと言われ続けてきた性格がある方
読み終わっていない本の話を、こうして書くのは初めてです。落ち着かない感じもしますが、読み終えてから3つ変えて、3週間後に全部消えているよりは、正直なところに立てている気がしています。
本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。
関連記事へのリンク
【関連記事】『限りある時間の使い方』の書評はこちら「全部やろうとするのをやめる」話です。減らすという点で、この本とまっすぐ繋がります。2日違いで読んだので、頭の中では1冊のように混ざりました。
【関連記事】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』の書評はこちら弱点をつぶす努力をやめた話です。苦手を直すのか、そのまま使うのか。同じ問いを別の角度から扱っています。
【関連記事】『insight(インサイト)』の書評はこちら自分をどう見ているか、という本です。商談中に自分ばかり見ていた、という今回の気づきは、あの本の続きでもありました。
ご購入はこちら

