【実践】AIに任せても間違いが減らない30代が、半年ぶんの失敗を数えてみた
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九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。
はじめに〜AIに任せれば減ると思っていました〜
このブログは、AIに手伝ってもらって書いています。
始めた頃、間違いは減るだろうと思っていました。 人より速いし、疲れないし、見落とさない。そう思っていました。
減りませんでした。
種類が変わっただけかというと、それも違いました。出てきたのは、自分がずっとやっている失敗と同じ種類のものでした。
そう分かったのは、『失敗の科学』でやったことを、そのまま持ち込んだからです。
短い間に、同じ本が2回出てきます。 先週のまとめでも1冊に挙げました。それだけ効いた本だ、ということでここは許してください。
本の紹介
| 書名 | 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 |
| 著者 | マシュー・サイド |
| 出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
| ジャンル | ビジネス・思考法・組織論 |
失敗を隠す仕組みと、活かす仕組みの違いを扱った本です。詳しくはぜひ本書で。
持ち込んだのは、実践の2つ目だけです
書評に書いた3つのうち、2つ目をそのままやりました。
月末に「うまくいかなかったこと」を書き出す時間を作った。
やってみて意外だったのは、同じ種類のミスが並ぶことでした。
1件ずつ見ていた頃はただの不注意でしたが、並べたら癖だと分かった。
仕事では手帳の最後のページに書いています。AIとの作業では、別のファイルに書いていました。
運用メモ.md という名前のファイルで、うまくいかなかったことを、起きるたびに書き足しています。半年で 59項目になっていました。
手帳と違って、消えません。 そこが今回の話につながります。
数えたら、4種類に固まっていました
59項目のうち、同じ形をしているものだけを抜き出しました。
| 何をやったか | 回数 |
|---|---|
| 時期や年数を、確かめずに書いた | 3回 |
| 自分で作った表を、その直後に自分で守らなかった | 2回 |
| 打ち間違えたまま出した | 3回 |
| 1つの探し方で数えて「もう無い」と報告した | 3回 |
11件です。 1件ずつ起きたときは、全部ただの不注意でした。
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 [ マシュー・サイド ] 価格:2530円 |
並べて分かったのは、1つだけでした
4種類とも、同じことをしています。
出す前に、もう一度見なかった。
- 年数を書いたのに、確かめなかった
- 表を作ったのに、その表を見返さなかった
- 打った文字を、読み返さなかった
- 1つの探し方で数えて、別の探し方を試さなかった
AIが間違えたのではありません。 どれも、こちらが出す前に止められたものです。
書評に書いたことと、同じでした
『失敗の科学』の書評で、私はこう書いていました。
私の場合、ほとんどが確認のタイミングに関するものでした。
半年後、AIとの作業で数えても、同じところに固まっていました。道具が変わっても、癖は同じ場所に出ます。
数える前と、数えたあと
| 数える前 | 数えたあと | |
|---|---|---|
| 失敗の見え方 | 1件ずつの不注意 | 4種類しかない |
| 直す対象 | その場の間違い | 確認のタイミング |
| AIへの期待 | 任せれば減る | 出す前を変えないと減らない |
| 書き残す理由 | 忘れないため | 並べて数えるため |
1つだけ、違うところがありました
道具で止められる失敗と、止められない失敗があります。
先日、記事にロシア語が混じっていました。「短く話す」と書いたつもりが、別の言葉になっていた。これは検査の仕組みが止めてくれました。
一方、Notionに書いた文字の打ち間違いは、そのまま通りました。 こちらには検査がないからです。
`記事に書く 検査を通る → 道具が止めるNotionに書く 検査がない → 誰も止めない
`
同じ種類の失敗でも、起きる場所によって結果が変わります。検査のない場所のほうが危ない、というのが今回いちばん役に立った発見でした。
私が実際に変えたこと
①うまくいかなかったことを、起きたその場で書く
月末まで待ちません。消える前に書きます。 1〜2行で十分です。
あとでまとめて書こうとすると、印象の強いものしか残りません。今回数えられたのは、地味なものが残っていたからでした。
②月に一度、数える
読み返すのではなく、数えます。 同じ形のものを並べて、回数を書く。
読み返すだけでは、種類が見えませんでした。 「あったな」で終わります。
③検査のない場所を、先に決めておく
自分の作業のうち、どこに検査があって、どこに無いかを書き出しました。
無い場所は、出す前に1回だけ読み返すと決めています。全部を見直すのは続きません。
まとめ〜こんな方に読んでほしい〜
- AIに任せれば間違いが減ると思っていて、減らなかった方
- 同じような失敗を繰り返している自覚がある方
- ふりかえりを書いてはいるが、読み返していない方
- AIの出したものを、どこまで見ればいいか決められない方
数えるまで、私は自分の癖を「不注意」だと思っていました。
本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。
関連記事へのリンク
【関連記事】『失敗の科学』の書評はこちらこの記事のもとになった書評です。 ミスを原因が分かる前に報告するようにした話と、月末に書き出すようにした話を書いています。今回はその2つ目を、AIとの作業に持ち込みました。
【関連記事】『イシューからはじめよ』の書評はこちら問いを立ててから動く本です。数えるときも同じで、何を数えるかを決めてから並べないと、ただの読み返しになります。 今回は「同じ形をしているもの」だけを抜き出しました。
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