【要約】1分で話せ 〜世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術〜
はじめに
「会議で発言すると、結局何が言いたいの?と聞かれてしまう」「上司への報告が長くなってしまい、途中で遮られる」
30代になり、責任ある仕事を任されるようになると、こんなことで悩んでいませんか?
忙しいビジネスの現場では、相手の時間を奪わずに「要点だけを的確に伝えるスキル」が求められます。本書『1分で話せ』は、そんな「伝え方」に悩むビジネスパーソンにとって、まさに救世主となる一冊です。
本の紹介

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | 伊藤 羊一 |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| ジャンル | ビジネス・コミュニケーション |
本の概要と魅力
著者の伊藤羊一氏は、ヤフーアカデミア学長やグロービス講師を務め、ソフトバンクの孫正義社長からもプレゼン力を絶賛された「伝えることのプロフェッショナル」です。
本書の最大の魅力は、「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」という本質的なメッセージと、それを実現するための「ピラミッドストラクチャー」などの具体的なフレームワークが詰まっている点です。精神論ではなく、明日からすぐに使える実践的な技術が学べます。
3つの重要なポイント
①「動かしてなんぼ」という目的意識
プレゼンや報告の目的は「きれいに話すこと」や「理解してもらうこと」ではありません。最終的なゴールは「相手に動いてもらうこと」です。
自分が何を話したいかではなく、「誰に」「何を」「どうしてもらいたいか」を明確に設定することが、すべての出発点になります。
「プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。(中略)うまいプレゼンより、「動いてなんぼ」」(本書より引用)

②ピラミッドストラクチャーで論理を組み立てる
話が長くなる最大の原因は、結論と根拠が整理されていないことです。本書では「結論」を頂点とし、その下に「3つの根拠」を並べる「ピラミッドストラクチャー」を推奨しています。
「主張がないということは、てっぺんのないピラミッドになっているということ」であり、まずは結論を明確にし、それを支える事実やデータを配置することで、1分で伝わるロジックが完成します。

③右脳と左脳の両方に働きかける
論理(左脳)だけでは人は動きません。相手の感情(右脳)を揺さぶるためには、「イメージを想像させる」ことが重要です。
「たとえば〜」と具体的な事例を出したり、「想像してみてください」と語りかけたりすることで、聞き手は話の中に自分の身を置き、納得感を持って行動に移すことができます。
明日から取り組める3つのアクション

①結論から話す習慣をつける
「プロセス」や「言い訳」から話すのをやめましょう。報告や相談をする際は、必ず「結論から申し上げますと〜」と切り出すルールを自分の中で設定してください。
②根拠は「3つ」に絞る
何かを提案する際、思いつく限りの理由を並べるのは逆効果です。「理由は3つあります。1つ目は〜」と、最も強い根拠を3つに絞って伝えることで、相手の記憶に残りやすくなります。
③中学生でもわかる言葉を使う
専門用語や横文字を多用すると、相手は「理解すること」にエネルギーを使ってしまい、行動につながりません。専門外の人や中学生が聞いてもスッと理解できる「スッキリ・カンタン」な言葉選びを意識しましょう。
まとめ
この本はこんな人におすすめです。
- 話が長くてまとまらないと指摘されたことがある人
- 会議での発言やプレゼンに苦手意識がある人
- 部下への指示出しや上司への報告をスムーズに行いたい30代リーダー層
「1分で話す」技術は、一生使える強力な武器になります。ぜひ本書を手に取り、あなたの「伝える力」をアップデートしてください。
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