九州でルート営業をしている30代です。前々職はスポーツジムのトレーナー、筋トレ歴10年。運転中のAudibleで月2〜3冊。これは要約ではなく、読んで何を変えたかの記録です。

はじめに〜まとめ記事を書き直した理由〜

この記事は、もともと4月に読んだ10冊を紹介する内容でした。それぞれの本が何を教えてくれるかを並べた、いわゆる「まとめ記事」です。

書き直したのは、読み返して自分でも面白くなかったからです。どの本にも「〜を解説しています」と書いてあるだけで、私がそれを読んでどうしたのかが1行もない。これなら出版社の紹介文を読んだほうが正確です。

いま、このブログは要約ではなく書評として書いています。まとめ記事も同じ形にしました。10冊それぞれで、私が実際に何を変えたか。 それだけを並べます。

変えたことが続いているかどうかも、正直に書きました。3か月以上たって、残っているものと消えたものがはっきり分かれています。

4月に読んだ10冊

本の基本情報の代わりに、何の悩みで手に取ったかを並べます。

分野本(書評へ)手に取った理由
仕事の進め方HIGH OUTPUT MANAGEMENT忙しい日ほど何が進んだか思い出せない
影響力の武器押しの強さがなく、選ばれる理由がない
伝え方・心の整え方1分で話せ説明が長いと言われ続けた
反応しない練習クレームを運転中に思い出して引きずる
キャリアと時間苦しかったときの話をしようか面談で強みを聞かれて答えられない
自分の時間を取り戻そう「忙しい」が口ぐせになっていた
夢と金値引きの相談でこわばる
ハーバードの人生を変える授業自己肯定感が低い
未来の話2040年の未来予測20年後を想像したことがない
シン・ニホン担当エリアの店が毎年減っていく

続いていること

3か月以上たっても残っているものです。共通しているのは、どれも1つだけ決めていることでした。

朝いちばんに、その日いちばん効く1件だけをやる

『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』から。出発前の30分を細かい返信で潰すのをやめました。

数はこなせなくなりましたが、夜に「何が進んだか」を言えるようになりました。いまも毎朝やっています。

報告の1文目を「結論です」から始める

『1分で話せ』から。上司から「で、結局どうなった」と聞き返される回数が減りました。

家でも同じ癖がついたようで、妻から「前より話が分かりやすい」と言われました。これは予想していなかった変化です。

寝る前に、その日あった良かったことを3つ書く

『ハーバードの人生を変える授業』から。自己肯定感を上げる、といった大げさな話ではなく、単に書くだけです。

続いている理由は、3つという数が少ないからだと思います。5つにしていたら、たぶん止まっていました。

値引きを頼まれたら、まず理由を聞く

『夢と金』から。反射的に「持ち帰ります」と答えるのをやめました。

聞いてみると、他社の見積もりではなく予算の締めが近いだけ、というケースが何度もあります。理由が分かれば、値引き以外の答え方ができます。

消えたこと

正直に書きます。やらなくなったものもあります。

商談の冒頭で小さな宣言を使う

『影響力の武器』から試したものです。技術としては効くのですが、使っていると自分が嫌になりました。

私には向いていなかったというだけです。本が悪いのではありません。同じ本から得た「先に何か差し出す」ほうは、いまも続いています。

20年後の家計を書き出す

『2040年の未来予測』から。一度やって、それきりです。

書き出したときは考えましたが、毎月見直すようなものではありませんでした。一度やれば十分なものと、続けるものは違うのだと分かりました。

3か月たって分かった、残るものと消えるもの

10冊分を並べてみて、残ったものには共通点がありました。書評を1本ずつ書いているときには見えなかった部分です。

残ったのは、始める時間が決まっているものでした。朝の30分、寝る前、値引きを頼まれた瞬間。どれも「いつやるか」が場面とセットになっています。

消えたほうは逆です。20年後の家計を書き出す作業に、決まった時間はありません。商談冒頭の宣言も、使うかどうかを毎回自分で判断する必要がありました。判断が要るものから先に消えていきます。

もうひとつ気づいたのは、続いたものは全部、自分ひとりで完結するということです。相手の反応が要るものは、うまくいかない日が続くと止まります。

これは本の良し悪しとは関係ありません。同じ『影響力の武器』でも、一方は残り、もう一方は消えました。本ではなく、自分の生活のどこに置いたかで決まったのだと思います。

4月の時点で、私はこの区別を知りませんでした。10冊すべてから何かを持ち帰ろうとして、結局は忘れていく。いまは1冊につき1つだけ選び、それを置く場所まで決めるようにしています。

読む前と読んだ後で、私はこう変わった

10冊を通して起きた変化です。

4月の私いまの私
本の読み方読み終えたら次の本へ進んだ1つだけ試して、残るか見る
試すことの数気になったものを全部やろうとした1冊につき1つに絞る
続かなかったとき意志が弱いと自分を責めた合わなかっただけと考える

4月の10冊から、いま選ぶなら

全部読む必要はないと思います。悩みが近いものを1冊選ぶほうが早いです。

  • 忙しいのに進んでいる気がしない人 … HIGH OUTPUT MANAGEMENT
  • 説明が長いと言われる人 … 1分で話せ
  • 嫌なことを引きずってしまう人 … 反応しない練習
  • 自分の強みを言えない人 … 苦しかったときの話をしようか
  • 値段の話が苦手な人 … 夢と金

読んだあと、1つだけ試して3か月置いてみてください。 残ったものが、その本があなたに効いた証拠です。私の場合、10冊で残ったのは4つでした。打率としては悪くないと思っています。

本は「聴く」こともできます。 机に向かう時間が取れないときほど、移動時間のほうが確実です。

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